キツいこととの向き合い方

断言しますが、キツいこと、苦しいことがいま現にあるなら、それはチャンスでしかないです。これは間違いなく本当のことです。

 

問題は、その苦しいコトに対する向き合い方です。

おはなしにならないのが「無視する」ということ。無視したって現にあるものはなくなりませんから、これは論外です。論理的にいっても無視(見ないようにする)したって存在するものはどこまでも存在します。とはいっても、実は私らは苦しみに対してほとんどこの向き合い方しかしていません。それはおわかりですか?

 

苦しみと言ったってなにをもって苦しいと言うか、いろいろとイメージがあるかもしれませんが、簡単なはなし、日々繰り返し感じているキツいことそのものです。あえて言葉で言うまでもないような、当たり前のようにずっと付き合ってきたそのキツさのことです。あんまり当たり前だからもうキツいこともわからなくなっているそのことです。でも、やっぱりきついじゃないですか。

 

たとえキツいと自覚できても、そこから逃げる方法は色々とあります。キツさを感じないようにするとか、他のことで紛らわすとか、でもこれは絶対にやってはいけません。「逃げる」ということは「追うもの」があるということであり、それは「逃げ続け」なければならないということですよ、「逃げ切る」ということは絶対にないのです。

 

で、唯一の救いは、苦しいことをおおいに苦しむことです。逃げずに。

苦しみ抜くことがそこからの唯一の脱出方法です。

「陰極まって陽となる」という言い方がありますが、文字通り我々にもそういうことが起こります。そのためには一度「陰」をきわめなくてはなりません。苦しいことから逃げずに向き合う必要があるということ。

 

 

でもこれはそう簡単にはできない作業なので、それを助けてくれるのがヨーガであり瞑想であるというわけです。今月おはなししている[ヨーガとは心を止滅することである]、これは「心を無視する」ということではありません、ここを間違えてはいけません。ではどういうことなのでしょうか、このあたりをクラスでお話していきます。